2014年8月9日土曜日

津波の傷跡

震災遺構:たろう観光ホテル
今だに手付かずのまま
手前は見るも無残な第2堤防の残骸
第1堤防は高波用だったため破壊されなかったけど第2堤防は高潮用で構造が異なっていたため津波に抵抗できなかった

第1スーパー堤防は地盤沈下したもののほぼ無傷
でも津波は軽くこれを乗り越えていった
地盤沈下後もとの高さまでコンクリートで補修されている
補修中にわかったのが堤防の上のたくさんのブロックは昔の三陸大津波で亡くなった人の数だけ設けられていたらしいこと
それを忘れないために一部はそのまま残されている

近くで見るとさらに痛ましい
鉄骨でALCの外装だったから最上階に避難した社長は助かったのかもしれない
被害のほとんどは引き波によってらしい

高台から港を望む

スーパー堤防の上から田老の街を望む
あれから3年…瓦礫がようやく撤去されてこれからやっと復興元年を迎えるとのこと
津波は奥のお寺の下まで押し寄せたけど手前の盛土は再建のためらしい
心情的にはわかるけど人は3年も経つとその怖さも薄らいで行くのだろうか…

今はたろう観光ホテルに入れないので総合支所でビデオを拝見

ここでしか見られない映像
改めて津波の恐ろしさを実感する…

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