かつての旅人は、峠を越えてこの明かりが見えてきたらさぞかし安堵したんだろうなぁ
つるや旅館の裏手には、昔、水車があったらしい
その名残が旅館のあちこちに使われているという
靴べらかけは水車の軸歯車
ロビー上部の額は水車の外輪枠の一部とのこと丸いギザギザの石は、水車で粉をひいた石臼の一部らしい
ひと休みしてからお風呂に行くことにする
部屋にもお風呂はあるんだけど、改修されたのか後付けなのか、ただのユニットバスなので入る気がしない
お風呂出入り口横には、昔、銭湯 に置いてあったような古風なマッサージ機があったので、風呂上がりに使おうとしたら、このマッサージ機は使えません…て、ただのオブジェかい…
もう一度寝ようとしたが水の音がずっとしている
トイレが壊れたんじゃないか?
昨日、寝るまで気がつかなかったが、どうも奥館の横に水路があるみたいだ
ところで奥館の客室は1階にしかないはずなのに、夏秋庵の入り口横に謎の階段があって上り下りの足音がする
朝食はバイキングで、和洋どちらでもOK
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