改めて善光寺の境内をゆっくりと回ってみる
山門は三門ともいい正式には三解脱門(解脱により涅槃に至る三つの方法のこと)というらしいけど昔の寺院は山にあることが多かったことから山号(山の名前)のついている寺院が多いらしい
お寺のある山に入山する門だから山門でいいのかも
居ながらにして八十八ヶ所巡りができるということ?
今日は彼岸の入りでちょうど彼岸会の時間なので大勧進の貫主が本堂に登るところ
こんな眺めは滅多に見れない!
ちょうど真上には「善光寺」の額
佐藤兄弟供養塔
仏足跡碑
忠霊殿、善光寺資料館
1階には資料館が併設され善光寺御開帳の映像を見ることができる
今は経蔵が保存修理中なので特別展として経蔵内の仏像や輪蔵に納められている一切経など普段見ることのできないものを拝見することができる
乳牛親子像
まさか牛に引かれて…の牛さんではあるまいし…
某乳業屋さんの寄贈でした
なんか境内の中でここだけちょっと違う雰囲気というか1番ほっこりとするスポットかも
迷子郵便供養塔と花霊碑
折しも、今度は彼岸会に大本願上人が本堂に登るところ
今の尼公上人は第121代目だそうな(すごっ)
道具塚
本堂の右(東)側が山王塚
石は戸隠のものと同じらしくなんらかの縁がありそうな気もする
鐘楼・梵鐘
長野オリンピックの開会を告げた鐘として有名
小林一茶句碑
開帳に逢ふや雀も親子連
地震塚
寛慶寺北側に善光寺事務局があるんだけど、実はこの西側に目立たなくひっそりと建っている
地震は御開帳中の夜10時に起きたらしい
マグニチュードは阪神淡路大震災よりも大きい M7.4
町民1400人、参拝者1000人もの人が亡くなったとか
きっと極楽浄土に行かれたのだと信じたい
そもそも如来堂が旧地にあった時の善光寺参りは参道にはいってまず東にある世尊院釈迦堂に参って現世の知恵を授かり…
次に西側の如来堂に参って死後の極楽浄土行きを願ったらしい
ここも閉まっていたので再び大本願へ
あちらでは回せなかったのでこちらで回しちゃおう♪
境内には芭蕉の句碑があった
いかにも善光寺らしき俳句かな…
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