明けの鐘が鳴る
5:30 玄関集合
お朝事(おあさじ)は夜明けとともに
むっちゃ早いやん
山門を見上げると楼上には善光寺と書かれた額が掲げられている
通称「鳩字の額」
また善の文字は牛の顔にも見えると言われている
う〜ん
牛の顔というよりはタラコ唇の閻魔大王って感じに見えるんだけど…
(失礼でした、すいませんm(_ _)m 地獄に落とさないでください…)
善光寺全山の僧侶が出仕して365日欠かさず行われているとのこと
かつてはお籠り朝詣でと言われて本堂で一夜を明かしてそのままお朝事に参列したらしいけど明治末期に本堂での寝泊まりが禁止されてからは山内寺院がその役目を一手に引き受けて宿坊となったらしい
本堂の準備が整ったのでドラで合図
すると大勧進の方から太鼓で合図
お勤めのため住職が本堂まで往復するときに参道にひざまずく参拝者の頭を数珠で撫でて功徳を授けるお数珠頂戴
本堂に入って内陣に座るとまずは天台宗のお朝事が大勧進貫主と一山住職により行われた
お勤めの終わりには念仏を十回唱える十念があって善光寺如来の功徳を授かることができる
そのあと、あらかじめ薬王院で申し込んでいたので内々陣に入り祈願をしてもらえた
祈願をしてもらったあとは、お戎段(かいだん)巡り
本尊の下にある真っ暗な回廊を巡り途中に懸かる「極楽の錠前」に触れることで極楽浄土が約束されるといわれている
マジ真っ暗や〜ん!
2回角を曲がって十数歩
錠前というより縦2本のドアハンドルって感じやね
2つとも触れたよ〜♪
戒壇巡りを終えて内陣に戻ると、今度は、浄土宗のお朝事が大本願上人と一山住職によって行われていた
今度は大本願上人にお数珠頂戴
(ご高齢のため本日は副住職の方とのこと)
本堂を西に回って降りたら柱に傷!
この後、宿坊への帰り道に少し境内散策
経蔵(きょうぞう)
よって、経蔵前に設けられた、輪廻塔(中にはめ込まれた輪廻車を回すと極楽往生できるといわれている)も回せない…残念
歴代回向柱納所
今年から納められている全ての柱に触れられるようになったらしい
回向柱は長い年月を経て土に還っていくとのことで一番古い柱は昭和三十年のもので今は30センチほどになっている
回向柱の横には聖徳太子の石碑
一説には善光寺如来と聖徳太子が文を交わしたという話もあるらしいけど…?
この後、お参りがてら大勧進の中を近道して…(ちゃんとお参りしたから許してー)
早起きしたのでとてもお腹が空いていたからめっちゃ美味しい!
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